outside of everything

日々の戯言

若気の至り

数年前

自分達の練習前に学生服でスタジオに入っていた3ピースバンドがいた

 

高校生で毎週、定期的に入っているバンドは珍しく

演奏力もあり、サウンドもその当時の若者らしからぬガレージなサウンド

 

大人たちなんて!って的な社会に不満的な歌詞を

ものすごい熱量で唄っていて

ふてぶてしい態度(俺にはそう見えた)もとても好感が持てた

 

 

彼らはメガホンズって名前で

その世代ではすでに大人気のバンドだった

 

 

挨拶程度はしてくれたものの

まともに顔を見て話すことはなかったので

勝手に嫌われているんだろうなと思っていた

 

練習風景覗くなよ!おっさん!とか思ってたのだろう

高校卒業と同時に彼らは上京したので

当然、対バンも叶わなかったし、もう会うこともないんだろうなと思った

 

 

 

 

 

 

それから今年の夏前頃

レストナのみっちーから話があるんですとスタジオの終了後に呼ばれ

たいらの指の病気のことと活動休止する前の最後の福井でのライブの対バンに指名してくれてることを聞いた

 

嬉しかった

 

もちろん病気のことや活動休止することは残念でつらいだろうなとは思ったが

一緒にライブできることのが勝ってた

覚えててくれたんだと

 

 

 

肝心なライブ

 

たぶん気合が空回りしたのと

彼ら世代のバンドに良いところくらい見せないと!的な気負いが無意識の中にあったのかもしれない

 

無い実力を上に見せつけようとした罰だろうか

 

序盤でまさかの声が飛び高音が出なくなってしまった

 

風邪でもないのにこんなことは初めてで冷や汗全開

 

途中、やる曲を変えようかと思ったが

誤魔化しても仕方ないし

無様な姿をそのままを精一杯見てもらった

 

悔しかった

 

 

 

 

あとは彼ら世代のライブを楽しんだ

 

前にも書いたが

いいバンド達ばかりの世代だ

 

 

たいらは結局うちら以外のステージには全て呼ばれていじられて

いかにみんなに愛されているのかがよくわかった

 

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メガホンズ

指の病気嘘でしょ?ってくらいの圧巻でした

 

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楽屋でもいろいろ話したが

何一つネガティブなことを言わず

たいらの目はまだまだやるぜって輝いていた

こんなもんじゃねーって

 

 

また一緒にやらせてほしい

願わくはリベンジさせてほしい

 

 

 

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打ち上げで撮った写真達は

ここでは載せれないお尻の写真ばかりだった

 

 

 

楽しかった

 

MAKING PEACE&LOVE

 

 

みっちーからの貰い物

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